ソフトレザーとは

ソフトレザーとは、やわらかくしなやかな革を指す言い方です。特定の動物や特定のなめし方を指す名前ではなく、手ざわりの表現として使われます。

やわらかさはなめし方と仕上げで決まります。クロムなめしの革や、油分を多く含ませた仕上げの革はしなやかに仕上がりやすくなります。反対にタンニンなめしで油分の少ない革は、最初は硬く、使いながら馴染んでいきます。

「ソフトレザー」は本革とはかぎりません

ここがいちばん注意したいところです。

ソフトレザーは質感の表現なので、商品説明に「ソフトレザー」とだけ書かれていても、本革かどうかは分かりません。やわらかい合成皮革に対して使われていることもあります。

本革かどうかは、素材欄に「牛革」「羊革」「豚革」など動物の名前が書かれているかで判断してください。

買うときに見るところ

  • 素材欄の表記:動物名があるか。「合成皮革」「PUレザー」なら本革ではありません
  • 厚み:やわらかくても厚みがあれば形は保ちます。薄くてやわらかいものは型崩れしやすくなります
  • 使うアイテム:バッグや手袋とは相性がよく、カードを立てて入れる財布やベルトには向きません

よくある質問

Q. やわらかい革は弱いですか。
やわらかさと丈夫さは別の話です。ただし、やわらかい革は曲がる回数が多くなるぶん、折れ目やシワが早く出ます。

Q. 硬い革をやわらかくできますか。
使っているうちに馴染みます。油分を入れれば早まりますが、入れすぎると張りがなくなって型崩れするので、少しずつが基本です。

どんなアイテムに向くか

やわらかい革は、体や中身の形に沿ってくれるものと相性がいいです。トートバッグ、ショルダーバッグ、手袋、くたっとした雰囲気のポーチなどです。

反対に、立たせて使うもの、角をきれいに保ちたいものには向きません。名刺入れやカードケースのように「ぴしっとした形」が価値になるアイテムは、張りのある革のほうが満足しやすいと思います。

硬い革との使い分け

硬い革は、最初は手になじみませんが、形が崩れにくく、角が立った状態を長く保てます。

やわらかい革は最初から使いやすいかわりに、折れ目やたわみが早く出ます。どちらを取るかで選ぶもので、良し悪しではありません。毎日ラフに使うならやわらかい革、仕事の場に持っていくならある程度の張りがある革、という分け方が分かりやすいです。

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