
公開日: 最終更新日:
2024年1月6日
栃木レザーのセミオーダー眼鏡ケースを使用して約3年経ちました。
1年半前に紹介したときは出張や旅行くらいでしか使用していなかったんですが、
サングラスを購入したので、夏場は割と持ち歩くようになりました。
どんな眼鏡ケースか(2021年1月に購入)
これまでも栃木レザーの製品をいくつか使ってきて、使い心地や経年変化が気に入っています。
眼鏡を買ったときに付属してきたケースが壊れてしまい、せっかくなのでこちらを購入しました。
カスタムでパーツの色を変えられる
追加料金がかかりますが、本体カラーとは別に、
- 内部パーツ
- インナーレザー
- 縫い糸
- 装飾
- 型押し
を選択することができます。
セミオーダーになるんでしょうが、ここまで細かく選べるのはありがたいです。
ちなみにこれは
本体カラー:キャメル
インナーカラー:ブラック
内部パーツ:レッド
縫い糸:レッド
で注文しました。
1年半の時点(2022年7月)はまだほとんど変化がなかった
最初にレポートを書いたのは1年半の時点でした。
当時は宿泊を伴う出張や旅行でしか使っていなかったので、エイジングはゆっくり進んでいました。
シミができてしまいましたが、こういう汚れや傷も含めて愛着を持てるのが革製品の良いところです。
使用頻度が少ないので、全体的に傷は少なく、色の変化もあまりない状態でした。
ここから先が、3年・約5年9か月と見てきた記録になります。
栃木レザーのエイジング
眼鏡ケースなので、頻繁に手に取るわけではないので、エイジングはゆっくりです。
ツヤ感や小傷が増えているので、使用感は出ていますが、色の変化は少ない気がします。
(引っ越しをして撮影環境が変わっています。下地は同じ色のもので、今回撮影したもののほうが実際の見た目に近いです。)




全体的に多少は色が濃くなっているのかな?って印象です。
画像で比較すると味が出ているように見えますが、いかんせん環境が違うので・・・
使用感としては、以前より柔軟性が増している気がします。
もともと硬くて使いにくかったわけではないのですが、柔らかくなっていくのもエイジングだと思っているので、愛着が増します。
内部はほぼ変化なし
バッグに入れて持ち運んでいますが、型崩れは全くありません。
眼鏡にダメージがいった事もないので、価格に対して良いアイテムだと思っています。
ものによってはインナーフレームが無くて、押された分そのまま潰れるケースもありますから笑




内部は起毛革ですが、特に手で触れるわけでもないので、変化は感じません。
眼鏡が当たる部分のみテカりが出ていますね。


開いた状態を見ると、色の変化が少ないのがよくわかります。
変化が大きいものは、蓋をされている部分が日焼け跡みたいになりますが、このアイテムはそれが見えません。
栃木レザーの変化は大きいイメージですが、ネットで言われているほど激しくエイジングするわけでもないのかもしれません。
一応言っておくと、変化が少ない=良い革ではない というわけではありません。
今後もこれまで通り愛用して、ゆっくり変化していくのを楽しもうと思います。
2026年10月追記 約5年9か月 2年半でほとんど色は動かなかった
3年のレポートから、さらに2年半以上が経ちました。
使い方は変わっていません。サングラス用として夏場に持ち歩く程度で、冬はほぼ引き出しの中です。
今回も3年の時と同じ下地で撮ったので、並べて比べられます。
そのうえで正直に書くと、色は大きくは動いていません。
山吹色に近い明るい飴色という点では、3年の時とほぼ同じです。少し茶色に寄ったかな、という程度の差です。
1年半の写真まで戻ると、その時点ですでに今と近い山吹色です。5年9か月かけてこれだけしか動かなかったというのも記録のうちなので、そのまま書いておきます。
変わったのは色ではなく、艶と小傷
写真を並べて違いが出たのは、表面の状態のほうでした。
3年の写真は、跡もシミもほとんどなくて、面がきれいに揃っています。
面の光り方が強くなっています。3年の時よりも、光が当たったところがはっきり白く反射します。
手で触れる回数が多い中央あたりほど、その艶が乗っています。
そのかわり、細かい傷と色ムラも増えました。
目立つのは、中央の少し上にある輪のような薄い跡です。縁だけ濃くて中が薄い、水シミに近い出方をしています。
夏に持ち歩いているので、汗か雨が付いたまま乾いた日があったんだと思います。
右側には小さい濃い点もいくつか出ています。
1年半の時点でも「シミができてしまいました」と書いていたので、このケースとはそういう付き合い方ですね。



↑が2026年10月、約5年9か月の状態です。同じ刻印側を同じ下地で撮っています。
赤いステッチは色が残っている
カスタムで縫い糸を赤にしたんですが、ここは5年9か月でもしっかり赤のままです。
本体の色が動いていないので、買ったときのコントラストがそのまま保たれています。
刻印も変わらず読めます。1年半の写真だと浅くて薄かったのが、今は周りが濃くなったぶん、押した跡が影としてはっきり出るようになりました。
使用頻度が低いと、ここまで止まる
毎日使う財布だと、1年でも手が当たる場所から濃くなっていきます。
このケースは年の半分が引き出しの中なので、色の変化は3年あたりで止まったように見えます。
栃木レザーのヌメが育たない革だということではなく、育つだけの接触量がないということだと思います。
逆に言えば、使用頻度が低いものを買うときは「5年でこれくらい」を基準にしたほうがいいですね。
中の眼鏡が傷ついたことは一度もないので、道具としては問題なく働いてくれています。
フラップ側とコバも撮りました
刻印側だけでは足りないと書いたので、フラップ側も撮りました。
3年の記事に同じ角度の写真があるので、並べて比べられます。
こちら側でも、変わったのは色ではなく艶でした。
3年のときはフラップ全体がしっとり均一に見えていましたが、今はフラップの丸みに沿って白い帯が乗ります。
そのかわり、フラップの面にも濃い点のシミが2つほど増えていました。
本体の左寄りにある葉っぱのような形の濃いシミは、3年の写真にも同じ場所に写っているので、これは昔からのものです。


コバも寄って撮ってみました。
フラップの縁は一本の茶色い帯になっていて、めくれや毛羽立ちは見当たりません。
赤い糸はこの拡大でも色が褪せていないのが分かります。

5年越しに、また眼鏡の付属ケースが手元に来た
ちょうど新しい眼鏡を買ったら、付属のケースが付いてきました。
1年半のレポートで「眼鏡を買ったときに付属してきたケースが壊れてしまい、せっかくなのでこちらを購入しました」と書いていたので、5年越しに同じところに戻ってきたことになります。
付属のケースは樹脂で成形された硬いタイプで、新品なのでもちろんきれいです。
守る性能だけを見れば、硬いケースのほうが間違いなく上だと思います。
ただ、こちらは5年後も今のままだろうなという気がします。
色が止まったと書いたばかりでなんですが、それでも艶が出て、傷が増えて、シミが乗った革のほうを使い続けているのは、変わる余地があるからなんでしょうね。

次に撮るときは
今回は刻印側とフラップ側、それにコバを撮りました。
3年の記事では底と開いた状態も撮っているので、次はそこも同じ構図で並べます。














