
公開日: 最終更新日:
2025年3月15日
少し前から気になっていたGANZOのクラッチバッグを購入しました。
しかも現行品ではなく、すでに廃盤になっているモデルです。
メルカリを見ていたらかなり状態の良さそうな個体が出てきて、気づいたら買っていました笑
今回購入したのは、ベルトで留める手帳型のクラッチバッグ。
パッと見はかなりクラシックなんですが、開くと中にZIPポケットが3部屋あるかなり面白い構造をしています。
GANZOの公式ブログのアーカイブ記事でも過去のアーカイブ品として紹介されていたモデルで、
ブライドルシリーズのクラッチバッグとして、価格は69,300円、サイズは縦16.0cm × 横21.4cm × 厚さ6.5cmと案内されていました。
さらに、
- 外装はJ&E セジュイック社のブライドルレザー
- 内装はミネルバボックス
- バッグのブライドルシリーズでは唯一、内装にミネルバボックスを採用したクラッチバッグ
- ZIPポケットが3部屋付いた手帳型デザイン
という、なかなか刺さる仕様です。
さらにGANZO公式のブライドルシリーズ紹介では、
イギリスのJ&E セジュイック社のブライドルレザーを使用し、
使い始めはロウが浮いたマットな表情、使い込むうちに摩擦や手の油分で独特の艶が出てくる素材だと説明されています。
現行の公式クラッチ一覧にはこの形のモデルは見当たらなかったので、
やはり今となってはかなり珍しいバッグなんだと思います。
今回は購入記録として、状態や作り、第一印象を書いていきます。
廃盤のGANZOクラッチバッグを見つけてしまった
最近のGANZOのバッグはトートやブリーフケース、サケット系のクラッチなどが中心ですが、
このモデルはかなり独特です。
いわゆる薄いドキュメントケースっぽいクラッチではなく、
マチのある小型バッグをそのまま手帳型にしたような雰囲気があります。
しかも、ベルトでくるっと留める仕様がかなり良いです。
普通のファスナー開閉やフラップ式のクラッチよりも、持った時の見た目にクセがあって、
良い意味で「何これ?」となる形なんですよね。
GANZOの公式ブログではすでに廃盤品として紹介されていたので、
今後ますます見つけにくくなるだろうなと思うと、余計に欲しくなってしまいました。
こういう現行では買えないアイテムに出会うと弱いです笑
しかもただの廃盤品ではなく、公式にちゃんとアーカイブ記事が残っているのが良いんですよね。
「昔こういう面白いバッグを作っていたんだな」というのがわかるので、
中古で見つけたときのテンションがかなり上がります。


購入した個体の状態
今回購入したのはメルカリに出ていた個体で、価格は36,000円でした。
出品説明では「目立った傷や汚れなし」で、
大きな使用感は見られない綺麗な状態とのこと。
写真を見ても、たしかにかなり状態は良さそうでした。
実際に届いた個体も、外装のブライドルレザーに大きな傷はなく、
表面にはうっすら細かいスレがある程度です。
むしろブライドルらしいハリと光沢がしっかり残っていて、
これから使い込んでいく余地がかなりありそうです。
金具のくすみも強くなく、ベルトの穴まわりも荒れていません。
中古でこの状態ならかなり満足度は高いですね。
実物を見て感じたこと


まず閉じた状態の見た目がかなり良いです。
平たい四角形なんですが、厚みがしっかりあるので安っぽく見えません。
ブライドルレザーのツヤも相まって、小さいのに妙な存在感があります。
GANZOの刻印が入った正面もかっこいいですし、
背面までかなりきれいに面が出ています。
こういう「ただ置いてあるだけで満足感がある革小物」はやっぱり強いですね。
開くと印象が変わって、中はかなり立体的です。
ZIPポケットが左右に2つ、さらに中央にも収納スペースがあって、
見た目以上に容量がありそうです。


公式ブログで「ZIPポケットが3部屋付いた特徴的な形」と紹介されていましたが、
実物を見るとたしかにかなり独特です。
しかも内装はやわらかい革がふっくら入っていて、
外装のブライドルレザーの硬質な雰囲気とのギャップがあります。
この組み合わせがかなり面白いです。


サイズ感はかなり実用的
写真ではiPhoneを置いてみましたが、スマホは余裕で収まるサイズです。
小さい財布、鍵、イヤホン、ちょっとした小物くらいなら普通に入りそうですね。
「クラッチバッグ」という名前だと少し気取った印象がありますが、
実際はミニバッグとかセカンドバッグに近い感覚で使えそうです。


車移動のときや、荷物を最小限にして出かけたいときにかなり良さそうです。
逆に言うと、パンツのポケットに全部入れるのはしんどいけど、
ショルダーバッグを持つほどではない、みたいな日にちょうどハマりそうです。
こういう中間の立ち位置のバッグって、実際かなり出番があるんですよね。




これからどう使うか
まだ購入したばかりなので使い心地までは語れませんが、
この手のバッグは使い始めてからの変化がかなり楽しみです。
ブライドルレザーは最初ハリが強いですが、使い込むと艶が増して雰囲気がかなり深くなりますし、
GANZOの公式ブログでもエイジングサンプルが紹介されていて、長年使い込むことで奥行きのある色艶を楽しめると書かれていました。
今回の個体はまだかなり状態が良いので、
ここからどう柔らかくなっていくのか、ベルトまわりがどう馴染むのか、すごく気になります。
見た目の良さだけでなく、収納の構造も珍しいので、
しばらく使ってみたら「見た目は好きだけど使い勝手はどうなのか」もあらためて書きたいです。
まとめ
今回購入したGANZOのブライドルレザー クラッチバッグは、
廃盤品ならではのレアさと、GANZOらしい革の良さがしっかり詰まったアイテムでした。
定価69,300円のモデルを、かなり状態の良い個体で36,000円で購入できたので、
買い物としてもかなり満足しています。
現行ではなかなか見ない、手帳型で3部屋ZIPポケットという構造も面白くて、
ただのクラッチバッグでは終わらない魅力があります。
こういう「今はもう作られていないけど、妙に惹かれる革製品」に出会うとやっぱり楽しいですね^^
しばらく使ったら、今度はエイジングレポートも書こうと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました!
関連リンク
Ganzoのシリーズごとの違いと最新の価格は、こちらの記事にまとめています。
Ganzoのおすすめ財布16選|シリーズごとの違いと最新の価格まとめ
GANZOではその後、リザード6の二つ折り財布も買いました。
2026年10月追記:1年7か月使った今の状態
2026年10月4日
この記事を書いたのが2025年3月なので、買ってから1年7か月が経ちました。
このクラッチバッグについて書くのは今回がはじめてなので、購入記録の続きという形で追記していきます。
結論から言うと、
- 刻印に残っていた白っぽさが消えて、黒がだいぶ落ち着いた
- 平らな面には細い線キズがかなり増えた
- 光り方が、鏡のような反射からやわらかい艶に変わった
- 内装のミネルバボックスには、網目状の細かいシワが入った
- ステッチのほつれ・コバの割れ・金具のゆるみは見当たらない
という感じです。
今回の写真は、購入時と同じ赤茶のレザーマットの上で撮っています。
下地が同じなので、購入時の写真とそのまま色を見比べられます。

刻印に残っていた白っぽさが消えました
まず分かりやすかったのが、GANZOの刻印とエンブレムまわりです。
購入時は、刻印のくぼんだ部分に白っぽいものが残っていて、文字もエンブレムも銀色に浮いて見えていました。
今はその白さがほとんどなくなって、まわりの革と同じ黒に近づいています。
文字が読めなくなったわけではなく、白さではなく凹凸の影で読む感じに変わった、という方が近いです。
ブライドルレザーのロウが抜けてきたんだと思いますが、革の表面そのものも、購入時の少しグレーがかった黒から、落ち着いた黒になった印象です。


平らな面には、細い線キズがかなり増えました
正直なところ、いちばん変わったのはここだと思います。
購入時の写真を拡大して見ると、平らな面はほとんどキズがなく、光のグラデーションがそのまま出るくらいきれいでした。
今は、斜めに走る細い線キズが何本も重なっていて、角度によっては網目のように見えます。
深いキズではなく、表面を薄く引っかいたくらいのものばかりなんですが、数が多いので目立ちます。
ベルトのコバのあたりには、白っぽい小さな打ち傷のような跡もいくつかありました。
新品のようなきれいさはもちろんありません。
ただ、ブライドルレザーはもともとキズが付きやすい代わりに、使っているうちに目立たなくなっていく革なので、これはこれで自然な変化だと思っています。


光り方が、鏡のような反射からやわらかい艶に変わりました
キズの話と重なるんですが、光の反射の仕方もはっきり変わりました。
購入時は、照明がそのまま白い帯になって映り込むくらいの硬い反射でした。
今はその帯の輪郭がぼやけて、面全体がぼんやり明るくなるような光り方をします。
ベルトが横切っている面を撮った写真では、ふくらみに沿って光がゆるく流れていて、硬さがだいぶ抜けた感じがします。
ブライドルレザーは使い込むと独特の艶が出てくる、と公式でも説明されていましたが、1年7か月だと「艶が増した」というより「艶の質が変わった」という方が近いです。

内装のミネルバボックスには、網目状の細かいシワが入りました
内装のミネルバボックスは、外装とはまったく別の変わり方をしていました。
購入時は、シボがふっくら盛り上がっているだけで、シワらしいシワはありませんでした。
今はポケットの中央あたりに、細いシワが斜めに交差して、網目のような模様になっています。
何かを入れて膨らんだり戻ったりを繰り返した跡だと思います。
そのぶんシボの山の部分に光が乗るようになっていて、購入時よりもつやっとして見えます。
開いた状態で見ると、このシワは一部ではなく、上下2つのポケットの全面に入っていました。
斜めから見ると、ふくらんだ山の部分だけがはっきり光っているのも分かります。
ZIPポケットのファスナーは3つとも動きが渋くなっておらず、務歯の欠けも見当たりませんでした。
外装が硬くて内装がやわらかい、というこのバッグの組み合わせは、変化の出方まで別々で、そこがけっこう面白いです。




壊れそうなところは、今のところ見当たりません
写真を撮りながら、傷みそうな場所もひと通り見てみました。
ベルトが通るループのまわり、コバ、ステッチ、どれも今のところ異常はありません。
ステッチは糸が浮いたり切れたりしておらず、コバも割れやささくれは見当たりませんでした。
ベルトの穴まわりも、広がってゆるくなった様子はないです。
キズは増えましたが、作りの部分はかなりしっかりしている印象です。
1年7か月使ってみて
1年7か月での変化をまとめると、刻印の白さが抜けて黒が落ち着き、平らな面には細いキズが増え、光り方は硬い反射からやわらかい艶に変わった、という内容でした。
内装のミネルバボックスには網目状のシワが入り、外装と内装で変化の出方がはっきり分かれています。
購入記録では「ここからどう柔らかくなっていくのか」と書いていましたが、1年7か月ではまだ形が変わるところまではいっていません。
ただ、表面の雰囲気はもう完全に「使っているもの」になりました。
廃盤品なので同じものを買うのは難しいですが、GANZOのブライドルレザーが実際どう変わるのかを知りたい方の参考になれば幸いです^^
最後までお読みいただきありがとうございました!!







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