雨でも気にせず履ける革靴8ブランド|1.5〜4万円台のゴアテックスと撥水レザー

(2026年10月時点の情報です)

朝起きて雨だと分かった日に、玄関で「今日はどれを履こう」と固まることはないでしょうか。

気に入っている革靴は濡らしたくない。かといって、間に合わせの靴で出かけるのも気が進まない。

そこでこの記事では、雨の日用に1足持っておくための革靴を、1.5〜4万円台で8ブランド集めました。合成皮革のスニーカーは入れず、天然皮革のものだけにしています。

この記事で分かることは、

  • 雨に強い革靴には3つのタイプがあること
  • 水がどこから入ってくるのか
  • 「防水」と「ソール交換」は両立しにくいという話
  • 8ブランドの代表モデルと価格
  • 通勤用・見た目優先など、目的別の選び方

という感じです。

革好き3流エンジニア:この記事を書いているのは、革製品マニアの下っ端エンジニアです。雨用の靴は2回選んでいて、1回目はバイクを買ったときにゴアテックスのダナーフィールドを、2回目は前の雨用靴をカビさせてしまってスコッチグレインのシャインオアレインを買いました。タイプの違う2足を何年も履いてきたので、それぞれの得意不得意は体で分かっているつもりです。

雨に強い革靴には3つのタイプがある

「雨でも履ける」とひとことで言っても、仕組みはまったく違います。ここを分けて考えないと、買ってから「思ったより濡れる」となります。

タイプ仕組み強さ弱点
防水メンブレンゴアテックスなどの膜を革と裏地の間にはさむ大雨でも中に入らないソール交換できない製法が多い
撥水レザー革そのものに撥水加工をする本格革靴の見た目のまま使える縫い目からは水が入る
構造で防ぐサイドゴアやブーツ丈で水の入り口を減らす脱ぎ履きが楽で、足首から入らない防水をうたっていない製品が多い

防水メンブレン(ゴアテックスなど)

ゴアテックスは、水の粒子は通さないのに水蒸気は通す膜です。アッパーの革と裏地の間にはさんであるので、外からは見えません。

雨の日の安心感はこれがいちばんです。ただし膜が効いているだけなので、革が擦れて傷むと、そこから水が入るようになります。私のダナーも、履き込んだ結果そうなりました。

撥水レザー

革そのものに撥水加工をしたものです。ガラスレザーのように樹脂を塗るのではないので、革らしい質感が残ります。

見た目は普通の本格革靴と変わりません。ただし「防水」ではなく「撥水」です。グッドイヤーウェルト製法はソールとアッパーを糸で縫い付ける、つまり革に穴をあけているので、そこからは水が染みます。

構造で防ぐ(サイドゴア・ブーツ丈)

紐のない靴は、紐穴という水の入り口がありません。ブーツ丈なら履き口も高いので、水たまりを踏んでも足首から入りません。

ただし、これは防水性能ではなく構造の話です。公式に防水をうたっていない製品が多いので、そのつもりで選んでください。

水はどこから入るのか

革靴に水が入る3つの経路 履き口・革にしみ込む・底の縫い目
水が入る経路は3つ。防水スプレーが効くのは②の「革にしみ込む」だけ

実際に履いてみると分かるのですが、水が入るのは主にこの3か所です。

  • 履き口と紐穴:上から降ってくる雨と、跳ね上げた水が入ります
  • ソールの縫い目:グッドイヤーウェルト製法は構造上、ここから染みます
  • 甲の折りジワ:歩くたびに曲がる場所なので、革が傷みやすく、防水層も痛みます

私のダナーフィールドは、3年目に擦れて痛んだ左の甲から水が染みるようになりました。ゴアテックスでも、外側の革が傷めば無敵ではないということです。

「防水」と「ソール交換」は両立しにくい

今回8ブランドを調べていて、いちばん意外だったのがこれです。

リーガルやケンフォードのゴアテックス搭載モデルは、公式サイトの仕様を見るとセメンテッド式(接着)です。つまりソール交換を前提にした作りではありません。防水の膜を仕込むには、縫い穴をあけない構造のほうが都合がいいからだと思われます。

逆に、スコッチグレインのシャインオアレインはグッドイヤーウェルト製法で修理しながら長く履けますが、公式が「完全防水ではない」と明記しています。縫い穴があるからです。

この記事の中で、完全防水とソール交換を両立しているのはダナーだけでした。ダナーフィールドRは公式の商品特性に「ソール交換可能」と書かれています。

「10年履ける1足」を探しているなら、雨の日用は割り切って別に持つほうが現実的です。普段履きの本格革靴の選び方は、こちらにまとめています。

8ブランドの比較表

ブランド代表モデル価格(税込)雨に強い理由ソール交換見た目総合
ダナーDANNER FIELD R35,200円ゴアテックスできるブーツ★4.0
リーガル51KLBL ストレートチップ31,900円ゴアテックスできないビジネス★4.0
ケンフォードKN82GTX 内羽根ストレートチップ19,800円ゴアテックスできないビジネス★4.0
アシックスランウォーク GEL-BIZ 3E26,950円ゴアテックスできないビジネス★4.5
マドラスウォークSPMW8000R ストレートチップ23,100円ゴアテックスできないビジネス★4.0
スコッチグレインシャインオアレインⅣ 277648,400円国産撥水カーフできる本格革靴★4.0
ジャランスリワヤ98321 CILP WASH44,000円撥水加工できる本格革靴★3.5
ブランドストーンORIGINALS #51028,600円サイドゴア構造—カジュアル★3.5

評価は「ブランド全体」ではなく、上の代表モデル(シリーズ)に対する管理人の主観です。各ブランドの項では、5軸に分けた評価も載せています。

完全防水で選ぶなら

「雨の日は絶対に濡らしたくない」なら、ここから選ぶのがいちばん確実です。

1.DANNER(ダナー)

1932年にアメリカで生まれたブーツブランドです。第二次世界大戦中は樵(きこり)用の作業靴メーカーとして知られ、1960年代からハイキングブーツも作るようになりました。

1979年に、世界ではじめてゴアテックスを採用したブーツ「ダナーライト」を世に出したブランドでもあります。雨の話をするなら、まずここから始めるのが筋だと思います。

評価軸評価ひとこと
水への強さ★5.0ゴアテックス。ブーツ丈で履き口からも入らない
蒸れにくさ★4.0透湿するが、夏場はやはり暑い
きちんと感★2.5スーツには合わない。私服か、カジュアルな職場向け
歩きやすさ★4.0ビブラムのラグが効く。重さはある
価格の納得感★4.0この記事で唯一、防水とソール交換を両立している

革好き3流エンジニア:このブランドは私も所有しており、2018年5月に買ったダナーフィールドを今も履いています。名作のダナーライトがほしかったのですが、ほぼ同じ性能のフィールドが約半額だったのでこちらにしました。アウトドアとバイク、それと大雨の日が出番です。

ダナーフィールド 3年使用 濃い赤茶のレザーとベージュのナイロン
管理人私物:ダナーフィールド(購入から3年時点)

3年履いた時点で、つま先とかかとに艶が出て、革の赤みが強くなりました。右足のつま先が白く毛羽立っているのは、バイクで転んだときの傷です。普通に履いていればこうはなりません。

ビブラムソールのラグは3年では十分残っていて、交換は必要ありませんでした。一方で、擦れて痛んだ左の甲からは水が染みるようになりました。ゴアテックスは強いけれど、外側の革が傷めば終わりということです。

DANNER FIELD R(D123000)

ダナー DANNER FIELD R D123000 ブラック
DANNER FIELD R(D123000)
引用:ダナー オフィシャルサイト
  • 価格:35,200円(税込)
  • 防水:ウォータープルーフレザー+ゴアテックス ライニング
  • ソール:VIBRAM オリジナルソール(Traction Lug/MEGAGRIPコンパウンド)
  • ソール交換可能。ジッパーユニットとエクストラレースが付属
  • 価格の確認先:ダナー オフィシャルサイト

私が持っている旧モデルのアップデート版です。ダナーライトの意匠を引き継いだデザインで、濡れた路面でもグリップするMEGAGRIPを採用しています。

DANNER FIELD LOW R / DANNER FIELD UH

  • DANNER FIELD LOW R:34,100円(税込)。ブーツ丈が苦手な人向けのローカット
  • DANNER FIELD UH:40,700円(税込)
  • 価格の確認先:ダナー オフィシャルサイト

2.REGAL(リーガル)

日本の革靴の定番ブランドですが、ゴアテックス搭載のラインも持っています。普段のリーガルと同じ顔つきで防水が手に入るので、仕事で履く雨靴としては有力です。

ただし前述のとおり、これらは製法がセメンテッド式です。リーガルの看板であるグッドイヤーウエルト式の靴とは、同じブランドでも別の商品だと考えてください。

評価軸評価ひとこと
水への強さ★4.5ゴアテックス。短靴なので履き口からは入る
蒸れにくさ★4.0透湿するタイプ
きちんと感★4.5いつものリーガルの顔。スーツに不足なし
歩きやすさ★3.5薄型のラグソールでグリップは確保されている
価格の納得感★4.03万円台。ただしソール交換はできない

REGAL 51KLBL ストレートチップ / 54KLBL プレーントウ

リーガル 51KLBL ゴアテックス ストレートチップ ブラック
REGAL 51KLBL ストレートチップ GORE-TEX
引用:リーガル公式オンラインショップ
  • 価格:各 31,900円(税込)
  • 防水:ゴアテックス 製法:セメンテッド式
  • スタイリッシュなラストに薄型のラグソールを合わせた全天候型ドレスシューズ
  • 価格の確認先:リーガル公式オンラインショップ

REGAL 21JLCC ストレートチップ(アースグリップ)

リーガル 21JLCC ゴアテックス ストレートチップ ダークブラウン
REGAL 21JLCC ストレートチップ GORE-TEX
引用:リーガル公式オンラインショップ
  • 価格:36,300円(税込)
  • ソール:アースグリップ(日進ゴムとの共同開発)
  • 濡れた路面に強い「Vパターン」と、積雪・凍結に向けた「ハニカムパターン」
  • 同じ価格でダブルモンクの27JLCCもあります
  • 価格の確認先:リーガル公式オンラインショップ

雨だけでなく雪や凍結も考えるなら、このソールのモデルが安心です。

そのほかのゴアテックスモデル

  • REGAL 31HLCJ ストレートチップ 幅広EEE:33,000円(税込)
  • REGAL 80JLBG プレーントウ:29,700円(税込)
  • REGAL 218SDJ ストレートチップ:44,000円(税込)
  • REGAL 82KLBF スリッポン:28,600円(税込)

3.KENFORD(ケンフォード)

リーガルコーポレーションの兄弟ブランドです。この記事でいちばん安いのがここで、2万円を切る価格でゴアテックスが手に入ります。

こちらもセメンテッド式なので、履きつぶす前提の1足です。ただ「雨の日だけ履く靴に高い金は出せない」という考え方なら、むしろこれが正解かもしれません。

評価軸評価ひとこと
水への強さ★4.5ゴアテックス。価格を考えると立派
蒸れにくさ★4.0透湿するタイプ
きちんと感★3.5仕事で問題なく履ける顔つき
歩きやすさ★3.5軽い。長時間歩くならアシックスのほうが上
価格の納得感★5.019,800円でゴアテックスは、この記事の最安

KENFORD KN82GTX 内羽根ストレートチップ

ケンフォード KN82GTX ゴアテックス 内羽根ストレートチップ ブラック
KENFORD KN82GTX 内羽根ストレートチップ GORE-TEX
引用:リーガル公式オンラインショップ
  • 価格:19,800円(税込)
  • 防水:ゴアテックス 製法:セメンテッド式
  • 同じ価格でKN81GTX(外羽根プレーントウ)、KP10GTX、KP12GTX(Uチップ)、KP13GTX(ローファー)
  • 価格の確認先:リーガル公式オンラインショップ

KENFORD KP34GTX ストレートチップ(WEB限定)

  • 価格:22,000円(税込)
  • 同じ価格でKP33GTX(プレーントウ)、KP35GTX(ローファー)、KB47GTX(Uチップ)、KB48GTX(ストレートチップ)
  • 価格の確認先:リーガル公式オンラインショップ

4.asics(アシックス)/ランウォーク

スポーツメーカーのアシックスが作るビジネスシューズのラインです。ランウォークは、走れるくらい歩きやすいビジネスシューズというコンセプトで、ゴアテックス搭載モデルもあります。

この記事の8ブランドの中で、歩きやすさは頭ひとつ抜けています。通勤で長く歩く人、立ち仕事の人にはこれだと思います。ウィズも2E・3E・4Eから選べます。

評価軸評価ひとこと
水への強さ★4.5ゴアテックス。短靴なので履き口からは入る
蒸れにくさ★4.0透湿するので、一日履いても不快になりにくい
きちんと感★3.5スーツに合う。ただし本格革靴の佇まいではない
歩きやすさ★5.0この記事の中では頭ひとつ抜けている
価格の納得感★4.02万円台後半でゴアテックス。ウィズも選べる

RUNWALK GEL-BIZ オーセンティック GORE-TEX防水 3E

アシックス ランウォーク GEL-BIZ オーセンティック ゴアテックス防水 3E
RUNWALK GEL-BIZ オーセンティック GORE-TEX防水 3E
引用:ASICS WALKING 公式オンラインストア
  • 価格:26,950円(税込)
  • 防水:ゴアテックス ウィズ:3E
  • 価格の確認先:ASICS WALKING 公式オンラインストア

ランウォーク 7 BS メンズ GORE-TEX(2E/3E/4E)

  • 価格:各 29,700円(税込)
  • 幅が合わないと感じたら、同じモデルで2E・3E・4Eが選べます
  • 上位の「ランウォーク 7 TS」は38,500円(税込)
  • 価格の確認先:ASICS WALKING 公式オンラインストア

5.madras Walk(マドラスウォーク)

名古屋の靴メーカー、マドラスのウォーキングラインです。ゴアテックス搭載モデルの数がとにかく多いのがこのブランドの特徴で、公式オンラインストアを見ると内羽根ストレートチップからローファーまで並んでいます。

価格も2万円台前半からあり、「雨の日用にもう1足」という買い方がしやすい価格帯です。大きいサイズの展開もあります。

評価軸評価ひとこと
水への強さ★4.5ゴアテックス。短靴なので履き口からは入る
蒸れにくさ★4.0ソール側からも湿気を逃がす「サラウンド」もある
きちんと感★3.5内羽根ストレートチップもあり、仕事で使いやすい
歩きやすさ★4.0ウォーキングラインらしく軽い
価格の納得感★4.523,100円から。形の選択肢がこの価格帯で最多

ゴアテックス ストレートチップ(SPMW8000R)

マドラスウォーク SPMW8000R ゴアテックス ストレートチップ ブラウン
madras Walk SPMW8000R ゴアテックス ストレートチップ
引用:マドラス公式オンラインストア
  • 価格:23,100円(税込)
  • 同じ価格でSPMW8001R(Uチップ)、SPMW8005R(ビジネスローファー)、MW8008R、MW8010R
  • 価格の確認先:マドラス公式オンラインストア

ゴアテックス 内羽根ストレートチップ(SPMW7800R)

マドラスウォーク SPMW7800R ゴアテックス 内羽根ストレートチップ ダークブラウン
madras Walk SPMW7800R ゴアテックス 内羽根ストレートチップ
引用:マドラス公式オンラインストア
  • 価格:26,400円(税込)
  • 外羽根プレーントゥのSPMW7801Rも26,400円
  • 価格の確認先:マドラス公式オンラインストア

ゴアテックス サラウンド 内羽根ストレートチップ(MW9640S)

  • 価格:29,700円(税込)
  • 「サラウンド」はソール側からも湿気を逃がす仕組み。蒸れにくさを優先するならこちら
  • 大きいサイズのSPMWK7800Rも29,700円
  • 価格の確認先:マドラス公式オンラインストア

見た目を優先するなら

「雨用の靴です」という顔をしていない革靴がいい、という人はこちらです。大雨には向きませんが、普通の雨なら十分に戦えます。

6.SCOTCH GRAIN(スコッチグレイン)/シャインオアレインⅣ

東京・墨田区で作られている日本のブランドの、雨用ラインです。

国産のカーフにフッ素を配合して撥水効果を出しています。ガラスレザーのように革の上に樹脂を塗るわけでも、ゴアテックスのように革以外の素材を使うわけでもないので、内側も外側も革本来の質感のままです。手入れも普通の革靴と同じでかまいません。

雨用の靴は内側がメッシュで「使い捨て」という作りが多いのですが、これはグッドイヤーウェルト製法で、すべて革。修理しながら長く履けます。表底のSGソールは、濡れた路面に強いことを売りにした合成底です。

評価軸評価ひとこと
水への強さ★3.5撥水であって防水ではない。大雨や台風には役不足
蒸れにくさ★4.5内外とも革。膜がないぶん快適
きちんと感★5.0雨用に見えない。普通の本格革靴として履ける
歩きやすさ★3.5本格革靴なりの履きならしは必要
価格の納得感★3.0この記事では最高額。アウトレットが狙い目

革好き3流エンジニア:このブランドは私も所有しており、2021年に三井アウトレットでシャインオアレインのダブルモンクを買いました。それまで紐靴ばかりだったので、雨の日に紐を結ばなくていいのが思った以上に快適です。

スコッチグレイン シャインオアレイン 黒のダブルモンク
管理人私物:シャインオアレインのダブルモンク(黒)

正直に書いておくと、弱点もあります。磨いてもツヤが出にくく、少しマットな質感です。国産カーフはスコッチグレインの中では安いラインなので、シワの入り方も粗めです。高級感を求めると「なんかなあ」となるかもしれません。

それと、グッドイヤーウェルト製法はソールとアッパーを糸で縫っています。革に穴をあけている以上、そこからは水が染みます。公式サイトにも「グッドイヤーウエルト製法(縫い靴)のため、完全防水ではございません」とはっきり書かれています。見た目のかっこいい雨用の靴としては満点ですが、大雨や台風の日には役不足です。

なお、撥水スプレーの使用はメーカーが推奨していません。撥水レザー本来の撥水力を損なうためです。

シャインオアレインⅣ 2776(内羽根ストレートチップ)

スコッチグレイン シャインオアレインIV 2776BL 内羽根ストレートチップ
SHINE OR RAIN IV 2776BL
引用:スコッチグレイン公式オンラインストア
  • 価格:48,400円(税込)
  • 甲革:国産撥水カーフ 製法:グッドイヤーウェルト 表底:SGソール
  • ウィズ:E サイズ:23.5〜27.0cm 生産国:日本 シューズキーパー付属
  • 価格の確認先:スコッチグレイン公式オンラインストア

シャインオアレインⅣ 2770 / 2773

  • 価格:各 48,400円(税込)
  • 2770:内羽根セミブローグ 2773:外羽根クォーターブローグ
  • 価格の確認先:スコッチグレイン公式オンラインストア

私が買ったのはアウトレットです。スコッチグレインは三井アウトレットの実店舗と公式のオンラインアウトレットストアがあり、サイズさえ合えば定価よりかなり安く買えます。

7.JALAN SRIWIJAYA(ジャランスリワヤ)

インドネシアのブランドです。グッドイヤーウェルトより手間のかかるハンドソーンウェルテッド製法を採用していて、この価格帯では作りの良さで知られています。

雨の話で名前が挙がるのは、撥水仕様の「CILP WASH」と、ゴム底のダイナイトソールを履いたモデルです。

評価軸評価ひとこと
水への強さ★3.5撥水。ダイナイトソールなら滑りにくさも足せる
蒸れにくさ★4.5膜がないぶん快適
きちんと感★5.0細身で上品。雨用に見えない
歩きやすさ★3.5手縫いのウェルトで返りが良いとされる
価格の納得感★3.04万円台。この記事では上のほう

98321 CILP WASH ストレートチップ(撥水)

  • 価格:44,000円(税込)
  • 製法:ハンドソーンウェルテッド 生産国:インドネシア
  • 価格の確認先:菅原靴店の商品ページ

98651 EDWARD プレーントゥ(ダイナイトソール)

  • 価格:41,800円(税込)
  • ソール:ダイナイトソール(ゴム)
  • 価格の確認先:菅原靴店の商品ページ

撥水仕様ではありませんが、ゴム底なので濡れた路面でも滑りにくく、レザーソールより気を使わずに履けます。

脱ぎ履きのしやすさで選ぶなら

8.Blundstone(ブランドストーン)

オーストラリア・タスマニア発のサイドゴアブーツです。紐がないので、雨の日に濡れた紐を結んだりほどいたりする手間がありません。

ひとつ正直に書いておくと、日本公式サイトの商品説明に「防水」「撥水」の記載はありません。紐穴がなく履き口も高いという構造の話で、ゴアテックス靴と同列には扱えません。そのつもりで選んでください。

評価軸評価ひとこと
水への強さ★3.5構造で水の入り口が少ない。防水性能の表記はない
蒸れにくさ★3.0密閉されるぶん、夏場は蒸れやすい
きちんと感★2.5カジュアル。DRESS BOOTS #063なら少し寄せられる
歩きやすさ★4.0脱ぎ履きが圧倒的に楽
価格の納得感★4.02万円台後半から。モデルの幅が広い

ORIGINALS #510 / #500

ブランドストーン ORIGINALS #510 サイドゴアブーツ ブラック
Blundstone ORIGINALS #510
引用:ブランドストーン公式オンラインストア
  • 価格:28,600円(税込)
  • #510 ブラック/#500 ブラウン
  • アッパー:スムースレザー アウトソール:TPU 原産国:ベトナム
  • 価格の確認先:ブランドストーン公式オンラインストア

CLASSICS #550 / #558

  • 価格:各 30,800円(税込)
  • #550 ウォールナット/#558 ブラック
  • 価格の確認先:ブランドストーン公式オンラインストア

DRESS BOOTS #063

  • 価格:29,700円(税込)
  • この記事の中では、仕事にいちばん寄せやすいサイドゴアブーツ
  • 価格の確認先:ブランドストーン公式オンラインストア

そのほかのモデル

  • ORIGINALS LOW CUT #2039/#2038:27,500円(税込)。ブーツ丈が苦手な人向け
  • LUG BOOT #2240:34,100円(税込)
  • ALL-TERRAIN #2058:36,300円(税込)。Vibramとの共同開発ソール

予算を5万円まで上げるなら

この記事の枠は1.5〜4万円台ですが、雨の話でどうしても外せないブランドがひとつあります。パラブーツです。

リスレザーという油分を多く含んだ革と、クッション性の高いラバーソールの組み合わせで、雨でも履ける革靴として知られています。価格は5万円を超えるので、別の記事にまとめています。

目的別の結論

  • とにかく安く済ませたい → ケンフォード KN82GTX(19,800円)
  • 通勤でよく歩く/立ち仕事 → アシックス ランウォーク(26,950円〜)
  • 形やサイズの選択肢がほしい → マドラスウォーク(23,100円〜)
  • いつものリーガルの顔で防水がほしい → リーガル 51KLBL(31,900円)
  • 雪や凍結も考える → リーガル 21JLCC(36,300円・アースグリップ)
  • 私服で、ソール交換もしたい → ダナー DANNER FIELD R(35,200円)
  • 見た目を落としたくない → スコッチグレイン シャインオアレインⅣ(48,400円)
  • 脱ぎ履きの楽さを優先 → ブランドストーン ORIGINALS #510(28,600円)
雨の路面に立つ革靴の足元のイラスト

雨の日に履いたあとの手入れ

濡れた革靴をそのまま下駄箱に入れるのがいちばんいけません。私が雨用の靴を1足カビさせたのも、それが理由です。

  • 帰ったらすぐ、乾いた布で表面の水を拭き取る
  • 中に新聞紙を詰めて水分を吸わせる(濡れがひどいときは何度か替える)
  • 直射日光やドライヤーは厳禁。風通しのいい日陰で、時間をかけて乾かす
  • 乾いたらシューキーパーを入れて形を戻し、クリームで保湿する
  • 次の雨まで、最低でも1日は休ませる

雨用の靴こそ2足を回したほうがいいのは、乾かす時間が必要だからです。

手入れの基本はこちらにまとめています。

よくある質問

防水スプレーをかければ、普通の革靴でも大丈夫ですか?

気休めにはなりますが、雨の日用の靴の代わりにはなりません。それと、スコッチグレインのシャインオアレインのように、メーカーが撥水スプレーの使用を推奨していない製品もあります。手持ちの靴の説明を確認してください。

ゴアテックスなら一生濡れませんか?

いいえ。膜は革と裏地の間にあるので、外側の革が擦れて傷むとそこから水が入ります。私のダナーも3年目にそうなりました。

撥水と防水は何が違いますか?

撥水は「水をはじく」、防水は「水を通さない」です。撥水レザーの靴は表面でははじきますが、ソールの縫い目など、はじきようのない場所からは水が入ります。

雨用の靴もソール交換できますか?

モデルによります。この記事で調べた範囲では、リーガルとケンフォードのゴアテックスモデルはセメンテッド式で交換できません。ダナーのDANNER FIELD Rは公式に「ソール交換可能」とあり、スコッチグレインとジャランスリワヤはウェルト製法なので交換できます。

雨用に1足だけ買うなら、どれですか?

仕事で履くならアシックスのランウォークかマドラスウォーク、休日に履くならダナーかブランドストーンだと思います。見た目を落としたくないならシャインオアレインですが、大雨の日は別の靴を用意しておくことになります。

この記事の価格はいつの情報ですか?

2026年10月時点で、各ブランドの公式オンラインストアまたは正規取扱店の商品ページで確認した税込価格です。価格は変わるので、購入時は必ず販売店で確認してください。

まとめ

  • 雨に強い革靴は「防水メンブレン」「撥水レザー」「構造で防ぐ」の3タイプ
  • 濡らしたくないならゴアテックス、見た目を落としたくないなら撥水レザー
  • ゴアテックスのドレスシューズはセメンテッド式が多く、ソール交換はできない
  • ゴアテックスでも、外側の革が傷めばそこから水は入る
  • 濡れた靴はしっかり乾かす。そのために2足を回す

雨の日に履ける靴が1足あるだけで、お気に入りの革靴を守れます。私の場合はそれがダナーとシャインオアレインでした。

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