ベルトループとは

ベルトループとは、ベルトまわりで使われる「輪」のことです。ただし同じ言葉が2つのものを指すので、そこを先に整理しておきます。

ひとつはズボン側の輪、つまりベルトを通すための帯通しです。もうひとつはベルト側の輪で、バックルで締めたあとに余った先端(剣先)を押さえるためのパーツです。革製品の話で「ベルトループ」と言うときは、後者を指すことが多くなります。

ベルト側のループには2種類ある

ベルトに付いている輪は、バックルのすぐ横に縫い止められた固定式と、ベルトの上を動かせる遊環(ゆうかん)の2つに分かれます。

固定式だけのベルトは見た目がすっきりしますが、剣先が長く余ると押さえきれません。遊環があれば余った先を好きな位置で留められます。

買うときに見るところ

  • ループの数:固定式だけか、遊環も付いているか。ウエストに対してベルトが長めになりそうなら遊環があると楽です
  • 縫いとコバの処理:細いパーツなので、縫い目の詰まり方とコバの仕上げに作りの差が出ます
  • 革の厚み:厚すぎると剣先が通しにくく、薄すぎると先に傷みます

よくある質問

Q. ズボンの帯通しと同じ名前ですか。
どちらも「ベルトループ」と呼ばれます。文脈で判断するしかないのですが、パンツの商品説明なら帯通し、ベルト本体の説明ならベルト側の輪を指していることが多いです。

Q. ループが切れたら直せますか。
遊環は輪になっているだけなので、革屋さんで作り直してもらえることがあります。固定式はベルト本体に縫い付いているので、修理できるかはブランドや工房に確認してください。

剣先が余るときの対処

ベルトは「ウエスト+バックル分」で選びますが、体型が変わると剣先の余り方も変わります。

余りが5cm程度までなら遊環で押さえられます。それ以上余るなら、穴を増やすより剣先側を切って長さを詰めるほうが見た目はきれいです。多くの革屋さんやブランドで対応してもらえます。

逆に短くて穴が足りない場合は、穴を追加するしかありません。ただし端から近すぎる位置に開けると裂けやすくなるので、自分で開けずに相談したほうが安全です。

傷みやすい場所でもあります

ループは剣先が何度も出入りする場所なので、ベルト本体より先に表面が擦れてきます。

遊環は裏側が擦れ、固定式は縫い目に力がかかります。長く使うベルトを選ぶときは、ここの作りを見ておくと差が出ます。

関連記事

おすすめの記事