ワイルドスワンズのおすすめの財布7選|革の選択肢と最新の価格まとめ
サムネ

革製品ブランド『ワイルドスワンズ』は、頑丈でエイジングを楽しめると評価の高いブランドです。今回は、ワイルドスワンズの特徴や選び方、現行モデルと価格を徹底的に調べ直してみました。

この記事は2022年に書いたものですが、調べ直したところ使われている革の構成がかなり変わっていたので、2026年9月時点の情報に全面的に書き直しています。

➤おすすめの財布へスキップ

ワイルドスワンズ

ワイルドスワンズは、1998年に革職人の3兄弟によって生まれた日本の革製品ブランドです。

ブランド名は、創業者の「鴻野三兄弟」の「鴻」が中国では「野生(ワイルド)の白鳥(スワンズ)」という意味であることから取られているそうです。

特徴を一言でいうと、「革の塊」と感じるような、素材感を全面に出したデザインだと思います。

すべてのアイテムを足踏みミシンで手作りし、コバを丁寧に磨き上げた作りで、機能性よりも「革を楽しむ」ことに重点を置いているブランドですね。

革好き3流エンジニア:パーム(外装シェルコードバン×内装サドルプルアップ)を2021年から5年ほど使っています。1年後・3年半とエイジングを記録してきましたし、支店のサポートギャラリーにも足を運びました。良いところも、正直つらいところも、実際に使った上で書きます。

ワイルドスワンズの財布を探すポイント

1革の種類(ここが一番変わりました)

2022年にこの記事を書いたときは、どのモデルにも「シェルコードバン/クロコダイル/フルグレインブライドル/イングリッシュブライドル」の4種類が用意されていました。

2026年9月時点で公式オンラインストアを見ると、構成がかなり変わっています。

  • サドルプルアップ……現在の主力。財布・コンパクト財布のほとんどがこの革
  • クロコダイル……選択肢は多いが価格は別格
  • シェルコードバン……財布は3型のみに減っている
  • フルグレインブライドル……財布は2型のみ
  • イングリッシュブライドル……現行の財布ラインナップには見当たらない

つまり、「好きなモデルを好きな革で選ぶ」ということが以前ほどできなくなっています。

シェルコードバンで欲しい形が決まっている方は、選択肢が限られる前提で探したほうがいいと思います。

2デザイン、収納力

ワイルドスワンズの財布は、小さいものから順にだいたいこう並びます。

  • タング……小銭入れ。いちばん小さい
  • パームv2……ミニ財布。札・カード・小銭が入る
  • カーサ……パームに可動式の蓋がついたミニ財布
  • グラウンダー……オーソドックスな二つ折り
  • イーノ……小型の三つ折り
  • バーン……三つ折り。収納力が高い
  • ウェイブ……長財布。最大容量

どれも革を厚く使っているので、同じ収納量なら他ブランドより厚くなります。

薄さを求めて選ぶブランドではない、というのは最初に理解しておいたほうがいいですね。

3価格

サドルプルアップなら16,500円〜91,300円、クロコダイルは27,500円〜220,000円という幅です(2026年9月時点・税込)。

ちなみに、この記事の以前のバージョンでクロコダイルのグラウンダーを「15,400円」と書いていましたが、これは誤りでした。正しくは154,000円です。桁を1つ落としていました。申し訳ありません。

ワイルドスワンズを使ってるのはどんな人?

  • 革そのものの厚みや質感を味わいたい方
  • 薄さや軽さより、育つ過程を優先できる方
  • コバの磨きや縫製など、作りの細部を見る方
  • 1つを長く使って、修理しながら付き合いたい方

逆に、スーツの内ポケットに薄く収めたい方や、雨や汗を気にせず使いたい方には向かないと思います。

ワイルドスワンズのおすすめの財布7選

価格はすべて2026年9月5日時点の公式オンラインストア掲載価格(税込・参考)です。

キャッシュレスなミニ財布

1.小銭入れ タング(TONGUE)

ワイルドスワンズでいちばん小さい財布です。カードと小銭、折ったお札が少し入ります。

特徴は

  • いちばん手を出しやすい価格
  • シェルコードバンが選べる数少ないモデル
  • アイレット付きやCL(カーフライニング)など派生が多い

サドルプルアップ:29,700円
サドルプルアップ(CL):26,400円
アイレット:30,800円
シェルコードバン:38,500円
クロコダイル:55,000円

2.ミニ財布 パームv2(PALM-V2)

私が5年使っているのがこれ(の旧型)です。

手のひらに収まるサイズに、札入れ・カード入れ・小銭入れがまとまっています。

特徴は

  • ワイルドスワンズの代表的なミニ財布
  • 手に馴染むサイズ感
  • 2026年9月時点ではサドルプルアップのみ

サドルプルアップ:47,300円
パーム(CL):41,800円

私が持っているようなシェルコードバンのパームは、現在のラインナップにはありません。

3.ミニ財布 カーサ(CASA)

パームの小銭入れに可動式の蓋がついたモデルです。

パームは小銭入れに蓋がないので、使うときに誤って小銭を落としてしまうことがあるんですが、それを解消しています。

蓋の裏にカード入れがあって、「小銭:カード」の容量を自分で調整できるのが面白いところですね。

サドルプルアップ:49,500円
クロコダイル:83,600円

オーソドックスな折り財布

4.二つ折り財布 グラウンダー(GROUNDER)

王道の二つ折り財布です。札入れの仕切りを短くすることで薄さを出し、型崩れしにくくしています。

特徴は

  • 王道の二つ折り財布
  • 「あたり」の出方が独特
  • 丸みを帯びたデザイン
  • シェルコードバンが選べる数少ないモデル

サドルプルアップ:66,000円
サドルプルアップ(CL):59,400円
シェルコードバン:75,900円
クロコダイル:154,000円

5.小型三つ折り財布 イーノ(ENO)

三つ折りの特徴を残したまま小型化したモデルです。

収納量が抜群に多いわけではないので、余裕を持って使いたい方や、三つ折りが好きだけどコンパクトさも欲しい方に向いていると思います。

サドルプルアップ:69,300円
ENOmini:52,800円
クロコダイル:162,800円

6.三つ折り財布 バーン(BYRNE)

ワイルドスワンズの代表的なモデルです。三つ折りらしく収納力が高く、大きく開くので中身も見やすいです。

使っている革の量が多いので、エイジングの変化もいちばん分かりやすいモデルだと思います。

サドルプルアップ:74,800円
フルグレインブライドル:81,400円
クロコダイル:169,400円

大容量の長財布

7.長財布 ウェイブ(WAVE)

ワイルドスワンズの財布で最大容量のモデルです。

分類は長財布ですが、三つ折りのイーノやバーンと同じようにフラップで上部を閉じる構造になっています。

サドルプルアップ:91,300円
クロコダイル:214,500円

公式サイトで調べる(WALLETS)
公式サイトで調べる(COMPACT WALLETS)

2022年以降に増えたモデル

調べ直していて、知らないモデルがけっこう増えていました。

  • ミナス(MINAS)……サドルプルアップ 18,700円〜。いちばん安い部類
  • モーリス(MORRIS)……サドルプルアップ 16,500円。現行でいちばん手を出しやすい
  • アラード(ALARD)……サドルプルアップ 44,000円/シェルコードバン 55,000円
  • ポン(PONT)……サドルプルアップ 44,000円
  • ウィングス(WINGS)……サドルプルアップ 41,800円
  • B-2……サドルプルアップ 49,500円/フルグレインブライドル 101,200円
  • ブリスター-L(BLISTER-L)……サドルプルアップ 64,900円

2万円を切るモデルが出てきたのは、以前と比べて大きな変化だと思います。

パームを5年使って分かった「使いにくい」の中身

「ワイルドスワンズ パーム 使いにくい」で調べている方がいるようなので、実際に5年使った立場から正直に書いておきます。

私のパームは外装がシェルコードバン、内装がサドルプルアップです。

シェルコードバンのツヤ感とテカり方は他の革とは違っていて、出すたびに高級感を感じられます。

ただ、やはり水にはかなり弱いです。

基本的に後ろポケットに入れて使っているんですが、少し汗をかいただけで表面が曇ってしまって、空拭きしてもなかなか戻りません。

それから、小銭入れに蓋がないので、勢いよく開けると小銭が落ちることがあります。これはカーサを選べば解決します。

革が厚いので、パンパンに入れると閉じにくいというのもあります。

ここまで書くとネガティブに見えるかもしれませんが、それでも5年使っているのは、この革の変化がそれだけ面白いからです。

実際の写真はこちらにまとめています。

良かった点

  • 革の厚みと質感が明確に違う。持っていて満足感がある
  • エイジングの変化が分かりやすく、育てる楽しみが大きい
  • コバの磨きや縫製など、作りが丁寧
  • サポートギャラリーがあり、修理やメンテナンスの相談ができる
  • 2万円を切るモデルが増えて、入口が広がった

気になる点

  • 革が厚いぶん、同じ収納量でも他ブランドより厚くなる
  • シェルコードバンは水に弱い。汗でも表面が曇る
  • シェルコードバンで選べる財布が3型まで減っている
  • イングリッシュブライドルは現行の財布ラインナップに見当たらない

よくある質問

ワイルドスワンズはどこの国のブランドですか?

日本のブランドです。1998年に革職人の3兄弟によって生まれました。

いちばん安く買えるモデルはどれですか?

2026年9月時点では、サドルプルアップのモーリス(MORRIS)が16,500円(参考)でいちばん手を出しやすい価格でした。

パームとカーサはどちらがいいですか?

小銭を落とすのが気になるならカーサ、少しでも小さくしたいならパームだと思います。カーサは蓋の裏がカード入れになっているので、カードを多めに持つ方にも向いています。

シェルコードバンは雨に濡れても大丈夫ですか?

あまり大丈夫ではありません。私の経験では、汗程度でも表面が曇ります。濡れを気にせず使いたいならサドルプルアップのほうが向いています。

まとめ

  • ワイルドスワンズは「革の塊」を味わうブランド。薄さを求める人向けではない
  • 革の構成が大きく変わり、現在の主力はサドルプルアップ
  • シェルコードバンの財布は3型のみ、イングリッシュブライドルは見当たらない
  • 7つの定番モデル(タング/パームv2/カーサ/グラウンダー/イーノ/バーン/ウェイブ)は健在
  • 2万円を切るモデル(モーリス16,500円)が増えて入口が広がった
  • 以前この記事に書いていたクロコダイルのグラウンダーの価格は誤記でした。正しくは154,000円です

という感じです。

ワイルドスワンズの財布が気になっている方、特に「実際に長く使うとどうなのか」を知りたい方の参考になればうれしいです。

関連リンク

ワイルドスワンズの実物レビュー

公式サイト

おすすめの記事