白鞣しとは
白鞣しとは、姫路に古くから伝わる日本の伝統的な鞣し製法のことです。
タンニンもクロムも使わず、塩と菜種油だけで革に仕上げるのが特徴で、「姫路白なめし革」とも呼ばれます。
白鞣しの特徴
原皮を川の水に晒して毛を抜き、塩と菜種油で揉み込み、天日に晒して乳白色の革に仕上げると言われています。
鞣し剤らしい鞣し剤を使わない、世界的にも珍しい製法です。
姫路を流れる市川の水質や、晴天の多い気候といった土地の条件が、この製法を支えてきたと言われています。
仕上がった革はほんのり乳白色で、素朴で温かみのある表情になります。
白鞣しの歴史
姫路では1000年以上前から革づくりが行われてきたとされ、白鞣し革は江戸時代には武具や馬具などにも使われた歴史があります。
献上品として重宝されたという記録も残っています。
現在は手がけるタンナーが非常に少なく、希少な存在になっています。
近年は伝統製法を再現・継承しようという取り組みも行われています。
似ている用語との違い
現在の姫路レザーの多くはタンニン鞣しやクロム鞣しで作られています。
白鞣しはそのルーツにあたる伝統製法、と整理すると分かりやすいです。
まとめ
白鞣しは、塩と菜種油と天日で作る姫路の伝統製法です。
まずは「姫路レザーの原点になった鞣し方」と覚えておくと分かりやすいです。







